ご寄付のお願い
生まれ育った地域で
これからも暮らしていくために
“但馬を結んで育つ会”が目指すこと

住み慣れたこの但馬地域で、これからも安心して暮らしていけるようにしたいー。

当法人は、このような思いを共有する医療福祉関係者が中心となり設立されました。

住み慣れた地域で暮らしていくためには、医療介護サービスが不可欠です。

加えて、そのサービスにアクセスするための手段(交通移動手段・インターネット等)の整備も重要です。

これを実現するために、私たちは、行政機関や多種多様な事業者、地域住民の方々と協力し、

知恵を出し合いながら「これからも住み続けたい」と思えるような魅力ある但馬地域づくりに取り組んでいます。

集落地域の“小さな拠点”
中山間地域の新しいモデルづくり
医療・福祉サービスを持続可能なものとするために、 みんながアクセス可能な場所に、医療や福祉、その他様々な サービスを集約させた拠点“小さな拠点”の整備に取り組んでいます。 中山間地域の新しいモデルとして但馬全域への展開を目指しています。
テクノロジーの活用
医療・福祉データ連携・ICT化
住民の皆さんに効率的に医療・福祉サービスを届けるために、
私たちはテクノロジーを活用し、但馬全域での医療福祉データ連携の
促進に取り組んでいます。医療画像の共有・オンライン(遠隔)診療・
服薬指導等を通じた医療・介護の効率化を実現する施設を増やし、
地域包括ケアの基盤整備と、医療・福祉体制の効率化を目指しています。
但馬地域の18の医療施設間で医療データ共有を開始(2024 年1月末時点)
交通ネットワークの整備
未来の交通・移動手段の整備
住み慣れた家で暮らし続けたいけど... 当たり前に思っている事が 突然難しくなる事があります。公共交通がなくなる、自動車の運転ができ なくなる。私たちは医療・福祉を確実に届けるために、そこにアクセスする ための交通・移動の課題にも着目し実証実験に取り組んでいます。
医療・福祉研修
顔の見える関係づくり
但馬地域では3市2町の区域を超えた広域での連携が少ないのが
現状です。私たちは、但馬全域の医療・福祉従事者の皆さんを対象に、
但馬の様々な課題を共有し、顔の見える関係づくりに取り組んでいます。
但馬全域から参加者が集う研修会は、TMSならではの取組みです。
2022年より毎年4回開催しています
講演会・シンポジウム
様々な場所でメッセージを届けます
私たちは団体設立以来、100 を超える講演会・シンポジウムを実施して います。但馬の皆さんが、これからも安心して暮らし続けられるよう、 地域の医療福祉の現状や先進事例を紹介しています。 代表理事の千葉をはじめとして、TMSのメンバーが様々の場所で メッセージを届けます。皆さんからの講演依頼も受け付けています。
学生や企業、住民の皆様を対象に100 を超える講演会を実施
住民参加型プロジェクト
明るい一揆
私たちが行っている活動や課題がよりみなさんに伝わるために、
より明るく面白く地域に伝えていきます。
但馬地域の医療福祉課題に対してアイディアやユーモアを駆使し明るく
立ち向かうプロジェクト「明るい一揆」です。
代表挨拶

但馬の人口減少・高齢化は進展し、地域によっては医療・介護崩壊が
目前に迫っています。
これは近い将来、但馬全域での現実となります。
医療需要は今後8割にまで落ち込み、介護需要は25年間現状が維持され
ることがすでに示されています。
言い換えれば、今のままの医療では将来継続が困難になり、介護側も
体制の維持が出来なくなるということです。

地域包括ケアの要となる一般診療所の医師の減少、
介護サービスを担う世代が今後不足することが見込まれており、
供給が需要に追いつきません。
行政の社会保障財源も逼迫し、このままでは但馬で安心して暮らし、
生涯を閉じることが出来なくなります。
但馬の人口は、今後30年で半減することが予想されています。
「我が町のため」ではなく、「同じ二次医療圏・文化を共有する但馬」という 視点で協力し合うことが必要です。

私たちは、「この地域でこれからもずっと暮らしていく」ため、
医療・介護・福祉・行政等の関係機関が強力に連携し、医療・福祉の
包括的かつ継続的な提供体制を構築し、適切なサービスが切れ目なく
効率的に提供される環境を整備することを目的とし、
当法人を設立しました。
当法人の趣旨にご賛同いただける方は、この機会にぜひご寄付いただき、
事業活動にご支援ご協力賜りますようお願い申し上げます。

但馬を結んで育つ会代表理事 千葉 義幸
データでみる但馬

人口減少。高齢化。今後30 で但馬の住民は半分になるといわれています。

病院が診てくれない。診療所が閉院した。施設に入れない。

医療・介護の崩壊も目前に迫っています。

この但馬地域で安心して住み続けることができるよう、

私たちは、医療福祉のサービスを継続して享受できる環境づくりに取り組んでいます。

  • 但馬地域の人口はほぼ半減
    2050年までの推計人口は、香美・新温泉が 半減し、但馬地域全体でも42%減の 約9万人になるとされています。
  • 人口10万人あたりの医師数
    広域な地域であるにも関わらず医師の数は 全国平均の約85%。
    地勢的に効率的な運営は難しく、今後、 在宅医療の効率化や遠隔診療の導入が 必要とされています。
  • 医療介護へのアクセスが
    困難な山間地域
    地域の83%が山地。医療機関や 生活利便施設はまちの中心部に 集積しているため、中山間地域の住民は 中心部にアクセスする必要があります。
  • 但馬エリアのオンライン診療普及率
    但馬エリアでオンライン診療ができるのは わずか5軒のみ。ほとんどの医療機関で 普及していません。
  • 深刻な介護人材不足
    介護の需要に対して、介護人材や 介護職員などの担い手不足が続きます。
  • 需要と供給のバランスが
    大きく崩れる可能性
    医療需要は今後8割にまで落ち込み、 介護需要は25年間現状が維持されることが すでに示されています。今後は、医療福祉の 人材を効率よく配分する必要があります。
但馬を結んで育つ会は、これまでに350名以上の個人、約140の法人の皆さまから
あたたかいご支援いただいています。
  • NHK、神⼾新聞、⽇本海新聞、毎⽇新聞などで報道
  • 養父市と連携協定を締結して 「小さな拠点」を整備するなど、行政とも 連携を促進しています。
  • 公益性の⾼い事業として、内閣府が所管する休眠預⾦活⽤事業の実⾏団体として採⽤されました。(2021年〜2023年)

寄付に関するお問い合わせはお気軽にご連絡ください。

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