活動レポート
2024年07月16日
「日高みらい会議シンポジウム」にむけた取り組み

いよいよ7月21日(日)に「日高みらい会議シンポジウム」が開催いたします。日高の皆様と約1年にわたり進めてきましたので、今までの活動を報告させて頂きます。

【スタートアップ】

日高町にて、今後のまちづくりを考えるきっかけとして、TMS代表の千葉より「医療・福祉が届かなくなると人はまちに住めなくなる」という医療福祉課題からTMSで取り組む「小さな拠点整備」について講演を行いました。医療福祉の問題は、地域で暮らす人・商業を行う人問わず共有の課題であり、医療福祉からまちづくりを考える事が、今後のまちづくりには必要だと集まった皆様の共通認識となりました。今後課題について考えていく会議体を目指そうと、活動が動き出しました。

【日高の未来を考えるワークショップの開催】

2023年11月~3月に向けて、日高地区コミュニティ「きらめき日高」主催のワークショップを3回にわたり行いました。TMS代表の千葉からの講演をきっかけとしながら、日高の未来を考えるワークショップを進めていきました。

1月には大雪の最中の開催に関わらず参加頂いた皆様と貴重な話し合いを重ねる事ができました。医療福祉の受け手としてできる事、行政頼みでなく住民としてできる事を考えてきました。

【日高町内商工業者でのワークショップ】

2024年12月には地域の課題を考える際にはコミュニティだけではなく、地域で商工業を担っている方々と共に考えていきたいと考え、日高町内商工業者を対象としたワークショップを行いました。ワークショップ後アンケートでは「活動に参加したい」「地域全体として未来のために動きたいと思った」など主体的な意見も多くでました。

【日高みらい会議設立準備委員会発足・シンポジウム開催準備】

2024年4月からは今までのワークショップや講演をきっかけに、コミィニティや団体単位ではなく日高町全域が一つとなりまちづくりを考える場づくりを目指そうと日高みらい会議設立準備委員会が発足し、シンポジウムを旗揚げとした「日高みらい会議」の準備を始めました。シンポジウムを行うまでに様々な方々との課題共有と意見交換を行い、「日高みらい会議」への賛同を頂きました。コミュニティごとに各コミュニティ課題にむけ取り組みをされている中、コミュニティの単位を超える必要性も共感頂きシンポジウムへの共催として参加頂ける事となりました。

・西気明日のいしずえ会、桜・清流の郷きよたき

 コミュニティ三方、コミュニティこくふ、八代おもいやりネットとの意見交換(3回にわけ実施)

・豊岡市商工会日高支部講演会

【豊岡市日高町の特徴】

↑資料:豊岡市

日高町は豊岡市内での圏域ごとでは高齢化率が低い圏域に位置しておりますが、日高町のコミュニティごと見ると地区ごとによって大きな差があります。高齢化に対する対策もまち全体で行っていくべき課題として捉えています。

【日高みらい会議シンポジウム】

そしていよいよ7月21日にシンポジウムを開催します。様々な枠を超え地域の課題解決に取り組むきっかけとなるシンポジウムです。TMSもシンポジウム共催しており、日高町の未来を考えていきます。一緒に新しい場を生み出していきませんか?多くの方の御参加をお待ちしております。