2023年3月25日（土）
養父市立関宮公民館　ノビアホールにて、「関宮小さな拠点整備ミニシンポジウム」が開催されました。

関宮小さな拠点においては、そのコンセプトである社会的包摂の観点から、子どもからお年寄り、子育て世代、障がいのある方などが混じりあいながら、地域活動や市民活動を活性化させるなど、地域間での人と社会のつながりを目指しています。

第一部では、PwCコンサルティング合同会社の坪井りん氏が、「関宮の小さな拠点と大きな未来」と題し、関宮で3か月間をかけておこなった調査、住民の方とのワークショップなどの活動の様子を講演されました。

また、日本自動車研究所代表理事研究所長の鎌田実先生が、「養父市関宮で小さな拠点にあわせた地域公共交通のリ・デザイン」と題し、中山間地域の暮らしの維持における交通の重要性について、全国各地の事例をもとに講演をされました。

第二部では、TMS代表の千葉がコーディネーターを務め、日本自動車研究所の鎌田実先生、PwCコンサルティング合同会社の坪井りん氏、大谷校区協議会長の池田一成氏、養父市マイカー運送ネットワーク代表の小柴勝彦氏、全但バス株式会社バス事業部長の小坂裕司氏が登壇され、「小さな拠点をかけがけのない場所にするために」と題し、パネルディスカッションを行いました。

参加者は100名近くにのぼり、但馬全域から多くの方が関心を寄せられている様子が伝わりました。