2023年9月9日(土)、但馬長寿の郷にて、地域医療を考える会in但馬を開催いたしました。

今回の講演会は２部構成で、まず産業医科大学公衆衛生学教室教授の松田先生より『介護福祉ニーズと地域医療連携について』ご講演を頂き、後半に『但馬医療圏における医療・介護連携について』をテーマにディスカッションを行いました。

松田先生のお話では、介護と医療は直で繋がっている(施設と病院を行き来する）のに、連携システムがうまくできていない課題や、実際の但馬のデータを活用頂いた但馬の医療課題をお話頂きました。講演後半には地域のニーズをつくる取り組みとして、医療介護関係者がまちづくりに積極的な関与をしていく必要性について取り組みを交えてお話頂きました。

TMSが進めている医療福祉の連携強化やまちづくりへの関与の必要性をより感じる事ができる講演でした。

ディスカッションでは、出石医療センター病院長西岡顯先生、特別養護老人ホームはちぶせの里施設長中野穣先生、馬庭内科医院院長馬庭幸二先生にも登壇頂き各病院や施設での連携における課題などを話合いました。

会場とWebでのハイブリッド開催でしたが、合わせて約１５０名の方にご参加頂きました。ご参加頂きました皆様ありがとうございました。

これからもTMSは医療介護の連携について考えていく講演会を企画していきますので、よろしくお願いいたします。

↑ディスカッション　千葉代表

↑特別養護老人ホームはちぶせの里施設長　中野先生