TMSでは医療福祉のデータ連携基盤を構築していくきっかけとして、日本全国の先進事例を学ぶ機会を創ってきました。
設立より行ってきた事例を今回は紹介して参ります。(2023年まで)
①『山形県北庄内における医療連携推進法人~設立理由と今後の課題~』
地域医療連携推進法人日本海総合病院 病院長日本海ヘルスケアネット 代表理事
地域独立行政法人山形県・酒田市病院機構 理事長 栗田 義樹 先生
ー地域医療連携推進法人の設立についてお話を伺いました。地域医療を支えていく為に地域の医療機関が協力していく仕組みについて学びました。
②『減少地域における公立病院の取り組み~統合再編からICTを活用した医療・介護連携へ~』
日本海総合病院 院長 島貫 隆夫 先生
地域医療連携推進法人として動かれている庄内地域では「ちょうかいネット」を活用したICTを活用した医療・介護の情報連携をしております。複数の自治体にまたがる250以上の事業体が参加して連携を行っております。
③『医療介護連携を目指したICTツールの活用について ~connectBの事例をふまえて』
はちのへファミリークリニック 理事長 小倉 和也 先生
青森県八戸市で活動する地域医療・介護連携「connect8 」の取り組みをご紹介いただきました。医療機関や介護サービス事業所など、市内や近隣 町村の約200の事業所が参加し、インターネットを活用したICTツールを導入して、医療と介護の専門職が連携 しております。
④『あじさいネットのNEXTステージ~Withコロナ時代に向けた新戦略・オンライン疾患管理との融合~』
長崎大学病院 医療情報部 副部長
NPO法人 長崎地域医療連携ネットワークシステム協議会 理事 松本 武浩 先生
長崎県として行っている地域医療連携ネットワークシステム「あじさいネット」の取り組みを紹介いただきました。ネットワークを活用したコロナへの対応など、活用方法について学びました。
⑤『日本海HealthCareNetの事業からみた地域医療の未来図』
日本海総合病院 理事長
日本海ヘルスケアネット 代表理事 栗谷 義樹 先生
日本海ヘルスケアネットの栗谷先生に再度ご講演を頂きました。ご講演を頂く中で、但馬地域と庄内地域の特性が似ている中での活動に感銘を受け、視察や連携協定を結ばせて頂きました。
⑥『超少子化高齢社会佐渡の社会保障課題の取り組み』
一般社団法人 佐渡地域医療・介護・福祉提供体制協議会 理事
新潟県厚生連 佐渡総合病院 病院長 佐藤 賢治 先生
⑦『島根県まめネットの取り組みの関して』
医療法人 医純会 すぎうら医院 院長 杉浦 弘明 先生
島根県全域での医療情報ネットワークである「まめネット」についてお話を伺いました。約1,200の医療機関と介護施設が参加しており、ネットワークを活用した連携が進んでおります。